2月8日(土)13:30~15:30
職業人講話を実施しました。
先月に続き、作業療法士・公認心理師の加藤芙美先生より、「レジリエンス」についてお話ししていただきました。
前回は、レジリエンスの根っこを育てる6つの要素のうちの4つについてお話がありました。
今回は初めに前回の復習があり、その後に残りの2つの要素、「物事を多面的に考える」「自己効力感を持つ」についてのお話とワークがありました。
最後は、問題解決のスキルについてのお話でした。
考えと感情は行動に結びついていること、役に立つ考え、役に立たない考えなどのお話があり、考え方や見方を変えることの大切さを学びました。
ラクビー選手のインタビューからレジリエンスに支えれた考え方を知り、これまで難しい状況にどう対処したか自身を振り返っていきました。また、レジリエンス力を高める方法についても学んでいきました。
「レジリエンス」を物でたとえるなら、「雨風に吹かれてもしなやかにたおれない竹であり、へこんでも元に戻るボール」であり、人にたとえると、「一時的に落ち込んでも立ち直る力」だそうです。
困難な状況が起きても、困難な感情を落ち着かせ、前向きな思考に変え、レジリエンスのスキルを培うことで、前向きに対処できるようになります。
参加者のみなさんからは、「レジリエンスを身につけたい」「人生へのヒントを教えてもらったような気がします」「これから働くにあたって一生役に立つ知識を得られた」との感想をいただき、とても前向きな気持ちになれた様子でした。
「レジリエンス」の講座で学んだことを少しずつ思い出し、反復しながら立ち直る力を身につけていただきたいと思います。